理科実験で3人入院 野田の中学、ガス発生か

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 16日午前11時50分ごろ、野田市立木間ケ瀬中学校(小島宏之校長、生徒312人)で、2年生の理科実験中に生徒が「気分が悪くなった」と相次いで訴え、男子7人が病院に救急搬送された。いずれも軽症だが、3人は大事を取って1日入院するという。野田署などは何らかのガスが発生したとみて、原因を調べている。

 同市教委によると、20代の男性教諭が担当する3時間目(午前10時半~11時20分)の授業で発生。男女生徒34人が、鉄と硫黄の粉を混ぜ合わせて加熱し、化学変化を調べる「化合」の実験を行った。加熱から5~10分後、生徒約10人が頭痛や腹痛などを訴え、廊下に移動。うち6人は授業終了後も回復せず、教頭が119番通報し、救急搬送。

 給食後には別の男子生徒も体調不良を訴え、計7人が病院に運ばれた。診察の結果、7人とも異常は見られなかったが、うち3人が念のため1日入院するという。

 実験は、教室の窓を開いて行っており、換気扇も使用。市教委は「実験手順に問題はなかったが、粉の分量が教科書と異なり、二酸化硫黄が発生した可能性がある」と説明している。

 小島校長は「5月11日に千葉市の中学校で理科実験中の事故があり、安全確認の徹底を指導していたが、心配を掛けて申し訳ない」とコメントした。