69歳高齢男性、19歳強盗返り討ち 柏の路上

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 69歳の男性が、19歳の強盗犯を“返り討ち”-。柏署は9日、強盗致傷の疑いで、自称柏市在住の会社員の少年(19)を逮捕した。少年が歩いていた無職男性(69)=同市=から金を奪おうとしたところ、男性が素手で制圧。武道や格闘技の心得はなかったが、「マラソンなどで鍛えている」と“見事一本”に胸を張った。

 逮捕容疑は8日午後9時50分ごろ、同市桜台の路上で、自転車を押して歩いていた男性に背後から接近。羽交い締めにした男性の首を絞めて現金を奪い取ろうとし、顔に打撲を負わせた疑い。

 同署によると、男性が少年に立ち向かい、自力で取り押さえた。騒ぎに気付いた近隣住民の110番通報を受けて同署員が駆け付けた際、少年は路上にうずくまり、男性はそばで仁王立ちしていたという。

 少年は同僚と一緒に近くの飲食店で食事をした帰りで、酒に酔っていた。「金が欲しくて、おじいさんから取ってやろうと思った」と容疑を認めている。