殺人容疑で2人再逮捕 県警、動機などの追及急ぐ 銚子漁港切断遺体

 銚子市新生町の銚子漁港で昨年9月、茨城県牛久市栄町4の小野拓也さん=当時(33)=が切断された遺体で見つかった事件で、銚子・我孫子署合同特別捜査班は31日、死体損壊・遺棄容疑で逮捕されていた3人のうち建築作業員、麻崎康秀(37)=我孫子市台田2=と自称会社員、柳沼光一郎(30)=柏市緑台9=両容疑者を殺人容疑で再逮捕した。もう1人の警備員、副島蓮容疑者(24)=東京都中野区沼袋3=について、県警は殺害への関与がなかったと判断したとみられる。

 再逮捕容疑は麻崎、柳沼両容疑者らは昨年8月26日ごろから同年9月22日ごろまでの間、千葉県内または周辺で小野さんを何らかの方法で殺害した疑い。

 特捜班によると、両容疑者は知人関係で、小野さんと面識があった。麻崎容疑者は容疑を否認、柳沼容疑者は黙秘している。特捜班では約1年にわたる地道な捜査で資料を積み重ね、両容疑者による犯行と断定した。特捜班は動機面を追及するとともに、小野さんとの間でのトラブルの有無、犯行日時・場所などの特定を急ぐ。

 3人は同期間、県内または周辺で小野さんの遺体の頭部、両腕、両足を何らかの刃物で切断するなどし、銚子漁港周辺に捨てた疑いで、特捜班に8月10日までに逮捕されていた。

 特捜班のこれまでの調べでは、遺体は首と両腕、両足の5カ所を切断。発見された時点で死後1週間以上が経過しており、一部に入れ墨のようなものがあった。目立った外傷はなかったとされる。これまでに凶器や遺体の胴体部分以外は見つかっていない。

 ◇お断り=副島容疑者については、千葉地検が処分を明らかにしていないため、容疑者表記としました。


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