女子トイレ盗撮、女性宅のぞき 2巡査長懲戒処分 千葉県警

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 千葉県警監察官室は18日、成田空港の職員用女子トイレに侵入し盗撮したなどとして、成田空港署警備課の男性巡査長(29)=建造物侵入容疑で逮捕=を停職1カ月、女性のアパート敷地内に侵入し室内をのぞいたなどとして、第3機動隊庶務係の男性巡査長(31)=住居侵入容疑で逮捕=を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。いずれも同日付で依願退職した。

 同室によると、成田空港署の巡査長は先月8日、成田空港第2ターミナル内の職員エリアにある女子トイレにのぞき目的で侵入し携帯電話で盗撮。同月16日にも別の階の女子トイレに侵入した。巡査長は8日は勤務中だったという。巡査長は「性的好奇心が抑えられなかった」と話している。

 県警は先月16日、巡査長を建造物侵入容疑で逮捕。巡査長は今月4日に千葉簡裁から罰金20万円の略式命令を受け即日納付した。

 第3機動隊の巡査長は昨年9月3日~10月10日、4回にわたり女性の住む酒々井町のアパートにのぞき目的で侵入。同年11月18日未明にも同町内のアパートに侵入した。女性と同居する男性が巡査長の気配に気付き110番通報。駆け付けた佐倉署員が付近にいた巡査長を逮捕した。巡査長はこの日、早朝から出動予定で、柏市内の職場に向かう途中だったという。

 県警が巡査長のスマートフォンなどを調べたところ、同年8月10日~10月28日の間に被害者9人10件の生活を録画した動画を確認。うち被害者の協力が得られた3人4件分を住居侵入容疑で立件し、今月11日、千葉地検に追送検した。

 巡査長は動機について「女性の私生活をのぞき見たい衝動が抑えられなかった」と話している。

 古川等首席監察官は「治安を守る警察官がこのような事案を起こし、被害者と県民の皆さまに心からおわびする。職務倫理の徹底を図り信頼回復に努めたい」とコメントした。