ガソリン含む油処理原因 千葉県警、実験重ね立件 野田の工場爆発

爆発した施設付近を現場検証する県警捜査員ら=2013年11月17日、野田市二ツ塚
爆発した施設付近を現場検証する県警捜査員ら=2013年11月17日、野田市二ツ塚

 発生から約1年2カ月、地域を震撼(しんかん)させた大事故の原因が明らかになった。野田市の廃油精製工場の蒸留施設で2013年11月にあった2人死亡の爆発事故。20人余りが重軽傷を負い、建物被害は付近の工場など77カ所に及んだ。県警は再現実験を重ねて揮発性の高いガソリンを含んだまま処理しようとしたことが原因と断定、9日、工場の運営会社5人の立件に踏み切った。

 業務上過失致死傷容疑で書類送検されたのは工場運営会社「エバークリーン」の当時の常務(46)=埼玉県杉戸町=や千葉支店長(43)=野田市=ら5人。

 書類送検容疑は13年11月15日、市原市の取引先業者から回収した廃油約1万リットルに、施設では扱えないガソリンが含まれているのを知りながら納入。不純物を除去する作業中に爆発を引き起こして、50代の男性作業員2人を死亡、施設や周辺にいた21人に重軽傷を負わせた疑い。

 爆発は同日 ・・・

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