2024年9月11日 05:00 | 有料記事

「認知症サポーター」の養成講座を受講した人に配るカード。裏面に対応の心得などを書いている(千葉県提供)

認知症やその疑いがあり、県警に届け出があった行方不明者が、昨年1年間で延べ505人(前年比38人増)に上り、過去最多だったことが県警への取材で分かった。県警人身安全対策課によると、2012年の統計開始から増加傾向にあり、ほとんどが70代以上だった。
この認知症の行方不明者数を年齢別でみると、80歳以上が約6割を占め301人、70代が3割超の182人に対し、60代以下は22人。
認知症以外も含む行方不明者全体の届け出も延べ4149人(前年比335人増)と過去最多。高齢層や若年層での増加が顕著で、同課は高齢化で認知症の人が増えていることに加え、SNSの若者らへの浸透が背景にあるとみている。ネットで知り合った人に会いに行き、事情を知らない家族が行方不明として届け出るケースもあるという。
前年以前に届け出があった分も含め、昨年中に発見された行方不明者は3120人。死亡していたのは154人だった。届け出から所在確認ができるまでの期間は、当日が1739人と最多。8割近くは1週間以内に確認できていた。
行方不明になる動機別でみると「家庭関係」(16・7%)、認知症を含む「疾病関係」(16・1%)、「事業・職場関係」(15・1%)が目立った。
認知症高齢者 ・・・
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