2021年12月22日 05:00 | 有料記事
浦安市は、認知症の人が自分らしく暮らし続けられる地域社会を目指す条例づくりを進めている。県内で最も“若い街”で始まった背景にあるのは、ベッドタウンならではの核家族の多さと今後見込まれる急速な高齢化。来年の市議会に条例案を提出する予定で、市は「本人や家族が希望するように暮らせる街を実現したい」としている。成立すれば県内で初めて。(市川支局・町香菜美)
浦安市は2度の大規模な埋め立てを経て、ベッドタウンとして発展。1981年完成の第2期埋め立てで誕生した新町地区には高層住宅が立ち並び、若い世代に人気が高い。一方、75年完成の第1期埋め立てで生まれた中町地区は、当時働き盛りだった団塊世代が多く転入 ・・・
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