2024年5月24日 05:00 | 有料記事

千葉県庁
千葉県教委は23日までに、県内公立学校の児童生徒らを対象にしたセクシャルハラスメントなどに関する2023年度の実態調査結果を発表した。教職員からセクハラと感じる言動を受けたとする児童生徒は402人で、前年度より22人減少。一方でセクハラ以外のハラスメントを受けたと回答した児童生徒は1239人となり157人増加した。県教委は児童生徒らのハラスメントへの意識に教職員が追いついていないとして、専門家による発生原因などを分析した資料を生かした研修などを行い、ハラスメントの根絶を図るとしている。
調査は、千葉市立学校を除く全ての公立学校の児童生徒約46万8千人を対象に、23年12月~24年1月に実施。約42万5千人が回答した。
県教委によると、教職員の言動が「セクハラと感じ不快だった」とした児童生徒は中学 ・・・
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