千葉県内、9日も交通網乱れ続く JR外房、内房線で土砂崩れ 10日も一部運休 台風13号【追記あり】

土砂や倒れた樹木が流れ込んだJR内房線江見―太海間の線路(JR東日本千葉支社提供)
土砂や倒れた樹木が流れ込んだJR内房線江見―太海間の線路(JR東日本千葉支社提供)
JR外房線土気―大網間では線路脇の斜面が崩れた(JR東日本千葉支社提供)
JR外房線土気―大網間では線路脇の斜面が崩れた(JR東日本千葉支社提供)

 台風13号の大雨による影響で、千葉県内は9日も鉄道が乱れた。JR外房線と内房線では土砂崩れのため、始発から一部区間で運転を見合わせ、久留里線も久留里-上総亀山間で運転を休止した。

 JR東日本によると、外房線の土気-大網間の線路脇の斜面で土砂崩れが起き、誉田-安房鴨川間で運転を取りやめた。内房線の江見-太海間では、土砂や樹木が線路に流れ込み、館山-安房鴨川間で運転を見合わせた。総武快速線や総武本線、成田線、京葉線などもダイヤが乱れた。

 外房線誉田-安房鴨川間は10日も運転を見合わせる。内房線館山-安房鴨川間は10日の始発から、久留里線は午前7時ごろから通常運転となる見込み。

 JR千葉支社管内では8日から運休、遅れが出ており、同日午後11時55分までに乗客約11万5千人に影響した。


  • LINEで送る