アートでふるさとに光 ユニークな空間や家具好評 クリエイターユニット「岩沢兄弟」 いわさわひとしさん(48) いわさわたかしさん(45)=千葉市中央区出身 【千葉県誕生150年 ミライのちば人】

取材に応じる兄のいわさわひとしさん(右)と弟、たかしさん=千葉市中央区の制作拠点「つくるにわ」
取材に応じる兄のいわさわひとしさん(右)と弟、たかしさん=千葉市中央区の制作拠点「つくるにわ」
今年7月に市原市で開かれたアートイベント「牛久リ・デザインプロジェクト」では、家電販売店の店内に屋台型の作品を展示した(撮影:ただ(ゆかい))
今年7月に市原市で開かれたアートイベント「牛久リ・デザインプロジェクト」では、家電販売店の店内に屋台型の作品を展示した(撮影:ただ(ゆかい))

 建築家、デザイナー、映像作家、現代美術作家-。さまざまな顔を持つ、兄弟クリエイターユニット。兄弟で異なる専門分野を生かしユニークなオフィスや家具をデザインするだけでなく、切れた電球をたくさん付けた照明やライトで光らせた紙袋など、制作中に生まれた「変なモノ」もアートとして注目を集めている。3年前から活動拠点を地元の千葉市中央区に移し「アートや街の空間デザインを通じて、千葉を注目させたい」と意気込んでいる。

 公立中の美術教師だった母、機械編み物の教室を主宰していた祖母、技術士で ・・・

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