干潟利用しカキ養殖 新たな江戸前ブランドへ 肉厚な身、濃厚なうま味特徴 木更津「月夜牡蠣」

養殖施設に設置した籠から生育したカキを取り出す生産者=木更津市
養殖施設に設置した籠から生育したカキを取り出す生産者=木更津市
殻いっぱいに身が育った江戸前「月夜牡蠣」
殻いっぱいに身が育った江戸前「月夜牡蠣」

 東京湾に唯一残る自然干潟「盤洲干潟」(木更津市)で、漁師たちがアサリやノリに続く新たな収入源確保に向けてカキ養殖に取り組んでいる。専用の籠に稚貝を入れて栄養分豊富な内湾の海で育て、肉厚な身と濃厚なうま味が特徴だ。「月夜牡蠣(かき)」とブランド名も決まった。10日から市内の飲食店で販売を開始する。

 盤洲干潟北端にある牛込海岸 ・・・

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