村越前市長の机「ネットオークションに」 市川市 導入時、高額との指摘も

報道陣に新庁舎を公開した際に設置されていた市長室の執務机=2020年7月31日、市川市役所
報道陣に新庁舎を公開した際に設置されていた市長室の執務机=2020年7月31日、市川市役所

 3月の市川市長選で初当選した田中甲市長は22日、就任記者会見で村越祐民前市長が使用していた執務机などを「ネットオークションにかけて売却し、市税に戻す」と明らかにした。執務机は第一庁舎の一部開庁の際に導入され、議員から「高額ではないか」との指摘が上がっていた。

 市によると、執務机は国内産で机が約157万円、椅子が約23万円(いずれも税抜き)。2020年8月の新庁舎一部オープンに合わせて市長室に設置され、市議から「市民の理解が得られるのか」との指摘もあった。市側は「国内産メーカーのものを調達しており、市民にも理解してもらえる」と答弁していた。

 田中市長は会見で「歴代の市長が使っていた机を使用すると伝えていた」と話し、すでに当該の執務机はなく、前市長の前任者が利用していた机だったと説明。「税金で自身の趣味が入ったぜいたく、高額なものを購入した事実が市民にも伝わっている。きちんと市税に戻したい」と売却する方針を掲げた。

 市によると、売却の方法としては入札や官公庁のオークションを使用する手法があるという。


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