自動運転バス実験走行 千葉市・幕張新都心

自動運転で走行するバス=15日、千葉市美浜区
自動運転で走行するバス=15日、千葉市美浜区

 千葉市美浜区の幕張新都心地区で15日、公道を使った自動運転バスの走行実験が行われた。交通渋滞時の動作や複数の車線がある道路での右左折などの技術を確認した。実験は16日まで。

 市国家戦略特区推進課によると、同地区での実験は4回目で、今回は京成バスを主体とした共同事業体が実施。市は本年度、自動運転などの実用化に向けた民間の取り組みを一層加速化させるため、社会実装サポート事業を立ち上げており、同事業体に対して最大1千万円を助成する。

 使用車両はマイクロバスで、三次元センサーを五つ設置。事前に読み込んだ三次元地図と照合しながら、イオンモール幕張新都心グランドモール前とJFA夢フィールド幕張温泉湯楽の里を往復した。緊急時に備え、運転手も同乗した。

 試乗した神谷俊一市長は「自動運転車両に初めて乗った。スムーズな運転で、乗り心地に違和感は全くなかった」と感想を話した。同地区にはJR京葉線の新駅「幕張豊砂」が2023年春に開業予定。市長は「幕張新都心は来場者の回遊性向上が課題。地区内の駅が二つになり、各施設をつなぐ移動手段として自動運転が実用化されれば、利便性の高い街になる。今後も実験を支援していきたい」と話した。


  • LINEで送る