上総掘り技術後世に 袖ケ浦郷土博、来月から体験講座

袖ケ浦市郷土博物館・上総掘りのアシバ(上総掘り技術伝承研究会提供)
袖ケ浦市郷土博物館・上総掘りのアシバ(上総掘り技術伝承研究会提供)

 袖ケ浦市郷土博物館は、国の重要無形民俗文化財「上総掘りの技術」を後世に残すため、体験講座を10月から開催する。道具作りから足場の組み方など、一から技術を学んでもらい映像として記録に残す。受講者を募集している。

 上総掘りは、君津地域で誕生し、明治から昭和初期まで主にかんがい用水を得るために使われた井戸掘り技術として全国各地に伝わった。小櫃川や小糸川流域には多くの自噴井戸が点在し、水不足に悩む東南アジアやアフリカでも、その技術が生かされている。

 講座は(1)座学「上総掘りの技術と歴史」=10月3日(2)ヨシタ作り=17日(3)クサビ作り=31日(4)竹の採取=11月7日(5)竹ヒゴ作り=21日(6)足場の組み方=28日(7)竹ヒゴの継ぎ方(割り継ぎ法)=12月5日(8)上総掘りゆかりの地見学=19日(9)掘削体験=1月8日(10)同=22日-の全10回。

 上総掘り技術伝承研究会が指導に当たる。対象は、高校生以上で8回以上出席でき、記録映像の出演を了承できる人。定員5人(申し込み多数の場合抽選)。参加費は、保険料と資料代を実費として各100円。28日申し込み締め切り。

 申し込み・問い合わせは同博物館(電話)0438(63)0811。


  • LINEで送る