手作り甲冑見学、試着も 「城下町らしさ感じて」 大多喜に新交流拠点

「手づくり甲冑工房・博美洞」で常設展示する手作り甲冑と君塚さん夫妻=大多喜町
「手づくり甲冑工房・博美洞」で常設展示する手作り甲冑と君塚さん夫妻=大多喜町

 大多喜町の城下町通りに、段ボールや厚紙、ひもを材料に制作した甲冑(かっちゅう)を常設展示し、試着体験などもできる新たな交流拠点施設「手づくり甲冑工房・博美洞」がオープンした。城下町の歴史情緒を味わえるとあって観光客の人気を集めている。

 工房を開設したのは元町職員で「大多喜城手づくり甲冑会」のメンバー、君塚良信さん(62)と妻、さち子さん(59)。君塚さんは商工観光課長だった2005年、町内で手作り甲冑教室をスタート。自身も参加し、「半年かけて完成した時の達成感、やればやるほど感じる制作の奥深さが良い」とその魅力にはまった。

 手作り甲冑の展示はこれまで、武者行列のイベント「お城まつり」が開かれる秋の一時期だけだったが、「家庭で飾っていたものを有効活用できないかと考えた。城下町らしさを感じてもらい、町の新たな交流拠点にしたい」と観光客がいつでも気軽に立ち寄れるよう仕掛けた。

 入場無料。開館時間は午前10時半~午後3時半。問い合わせは町観光本陣、電話0470(80)1146。


  • LINEで送る