道の駅弁当、キャンパスで人気 学食一部閉鎖の城国大 東金

チャーハンや焼きそば、あさり飯などのメニューをそろえたみのりの郷東金の出張販売は、学生の人気を集めていた=東金市
チャーハンや焼きそば、あさり飯などのメニューをそろえたみのりの郷東金の出張販売は、学生の人気を集めていた=東金市
吉野家のキッチンカーも出張販売している
吉野家のキッチンカーも出張販売している

 新型コロナウイルスの影響で、二つある学生食堂のうち1カ所が閉鎖されている東金市の城西国際大学の学生に昼食を提供しようと、地元にある道の駅「みのりの郷東金」が毎週木曜日限定で弁当の出張販売を始めた。図書館棟前に弁当を山積みに並べるとすぐに売り切れるほどの人気を集め、水曜日には牛丼チェーン「吉野家」のキッチンカーも熱々の丼を提供している。

 城国大では長期のオンライン中心の授業を経て、今年4月に対面授業を開始。しかし、閉鎖していた学食の一つを再開させる準備が間に合わず、学生への昼食提供に支障をきたす恐れがあった。そこで、大学が道の駅と吉野家に出張サービスを打診し、4月半ばからキャンパスで2~3時間昼食を出してもらうことになった。

 3回目となった5月13日の出張販売で、みのりの郷東金は即席の販売台に和洋中9事業者の弁当21種類計157個を陳列。地元飲食店が調理し道の駅内でも人気の商品ばかりで、大学用に特別に増産してもらったという。一方の吉野家はイメージカラーが鮮やかな「オレンジドリーム号」で登場。定番の牛丼のほか、キッチンカー限定の「韓国風牛丼」などを販売した。

 両店の出張期間は夏休み前の7月までの予定だが、学生に好評のため大学は延長も視野に入れて協議する意向だ。企画した総務・管財・営繕担当の丸目雄三課長は「困っていたところに駆け付けてくれ本当にありがたい。結果的に学生が地元の味を知る貴重な機会にもなった」と感謝。現在も授業数が多い火曜日の出店者を探しているほか、コロナ後にはスイーツなどの移動販売も検討する。


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