ランドセル愛用品へ リメークしキーホルダー、ペンケース… ミニチュア園服制作も 市川「ゆずりばいちかわ」

リメークによって思い出の詰まったランドセルがさまざまな小物に生まれ変わる=市川市
リメークによって思い出の詰まったランドセルがさまざまな小物に生まれ変わる=市川市
「園服」をぬいぐるみ用にリメークする事業も進めている
「園服」をぬいぐるみ用にリメークする事業も進めている

 役目を終えたランドセルや幼稚園児らの制服といった思い出の品のリメークを、学生服のリユースショップ「ゆずりばいちかわ」(市川市、石垣瑠美代表)が手掛けている。キーホルダーやペンケース…。子どもたちの成長に寄り添った品々は、形を変えて家族の愛用品となっていく。

 赤や黒色のパスケースや、めがねケース、キーホルダー。優しい革の質感が手になじむ小物は、ランドセルからできている。傷やしわなどもできるだけ残すため、持ち主の成長とともに“表情”を変えていった様子も残すことができる。

 リメークをしたのは学生服のリユース店「ゆずりばいちかわ」。2019年から始め、市内の革工房「hands trust」と提携して手掛けている。リメーク商品は印鑑ケースや名刺入れなども含むと約10種。大人になってからも日常で使えるものばかりだ。

 「ゆずりば」は18年、地域に密着した学生服・学用品のリユース事業として、石垣代表が立ち上げた。事業の中で制服を買い取る際、ランドセルの引き取りの要望もあり、支援団体に寄付するなどしていた。その一方で「愛着があって取っておきたい」との声もあり、リメーク事業も始めた。

 家族の思いが込められているランドセル。リメークしたものは、使っていた本人だけでなく、祖父母へのプレゼントとしても人気だという。一つのランドセルから数点作ることも可能で、通常は注文から約3カ月で仕上がる。

 現在はリメークの第2弾として、幼稚園児らの制服「園服」のミニチュアを試作中だ。お気に入りのぬいぐるみサイズに仕上げ、ネームタグや園章を残すこともできる。着脱ができるようにする予定で、モニターを募りながら試作を進めている段階だ。

 石垣代表は「ランドセルは6年間背負われてきた大切なもの。形を変えてまた身近な存在にできれば」と話している。

 問い合わせはゆずりばいちかわ(電話)080(7792)7210。


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