千葉市 実際のワクチン集団接種会場で訓練 副反応発生時など本番向け手順確認

市民役として模擬接種を受ける神谷市長(右)
市民役として模擬接種を受ける神谷市長(右)
アナフィラキシーの症状が出た想定で、患者(中央)に応急措置を施す看護師ら=11日、千葉市中央区の千葉中央コミュニティセンター
アナフィラキシーの症状が出た想定で、患者(中央)に応急措置を施す看護師ら=11日、千葉市中央区の千葉中央コミュニティセンター

 千葉市中央区の千葉中央コミュニティセンターで11日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種開始に向けた市のシミュレーションが行われた。神谷俊一市長も集団接種を受ける市民役として参加し、市職員や医師らと一連の流れを確認した。副反応が出た場合の応急措置も訓練。訓練後は意見交換会も行い、今後始まる本格的なワクチン接種に向け課題点を洗い出した。

 シミュレーションに参加したのは市職員のほか、実際に集団接種にあたる医師や看護師など計約80人。アナフィラキシーショックなどの副反応発生時を想定し、市消防局の救急隊員も訓練に参加した。

 当日はワクチンの希釈を行う事前準備から、問診や接種、接種後の状態観察までを丸一日かけ確認。アナフィラキシーショックへの対応は、接種後に容体が急変した市民役に、医師や看護師が応急措置を施しつつ救急搬送を要請し、救急車へ運ぶまでの手順を確認した。

 千葉中央コミュニティセンターは、今後実際に集団接種会場になり、1日約500人の接種に対応する予定。意見交換会では「誘導の掲示が小さく見づらい」「車いすにとっては狭い場所があった」などの意見が出たといい、これらを踏まえ会場のレイアウトを再考する。

 受け付けから問診、接種まで一連の流れを体験した神谷市長はシミュレーション後「行ってみて初めて分かる部分もあった。改善点も見つかったので、やって良かった」と話した。


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