2021年2月15日 17:56 | 無料公開

ミニトレイン「ドクターイエロー」で菜の花畑を進む子どもたち=鴨川市

見頃を迎えた「菜な畑ロード」の菜の花=鴨川市
約3万3千平方メートルの広大な敷地に菜の花が咲き誇る鴨川市の「菜な畑ロード」が見頃を迎え、地域住民らを和ませている。14日からは花畑の間を走り抜けるミニトレインの運行も始まり、多くの“乗客”が早春の香りを堪能した。
菜な畑ロードは早春の鴨川の観光を盛り上げようと実施され、10回目。秋頃から鴨川中学校周辺の田畑に種をまき、例年年明けに見頃を迎える。菜の花摘み体験や地元農産物の購入などもでき、毎年地域住民や観光客でにぎわう。
天候に恵まれた同日には、多くの子どもたちが来場し、ミニトレインで黄色いじゅうたんの中を快走。神奈川県から家族と訪れた川村歩君(9)は「菜の花がきれいで気持ち良い気分になった。(ミニトレインも)本物っぽくて良かった」と満足そうに話した。
ミニトレインは21、27、28日にも運行する予定(1人200円)。運行時間は午前10時~午後3時。問い合わせは市観光協会(電話)04(7092)0086。
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