コロナ防止に役立てて 多古高生デザイン マスクケース、商工会に寄贈

平野さん(中央)が山崎会長(右)にマスクケースを手渡した=多古高
平野さん(中央)が山崎会長(右)にマスクケースを手渡した=多古高
平野さんがデザインしたマスクケース
平野さんがデザインしたマスクケース

 多古町の千葉県立多古高2年の美術部員、平野紗希さん(17)がマスクケースをデザインし、町商工会に寄贈した。贈呈式が7日同校で開かれ、平野さんは「できるだけ多くの人に使ってもらいたい」と感染防止に役に立つよう期待を込め、山崎吉高会長に手渡した。 

 マスクケースは、町の花であるアジサイをモチーフにしたデザイン。淡い色合いの青や紫の花を水彩で描いた。「この町が好きと みんなに伝えたい」と、同校吹奏楽部が作詞した「ふるさとソング」の歌詞の一節が添えられている。

 同校後援会が新型コロナ関連事業を町に申請して採択され、約20万円の補助金を受けた。補助金を活用してマスクケース2千枚を製作する際に美術部へデザインを依頼、平野さんが手を上げた。

 マスクケース約350枚は同校へ配布。会食によるコロナ感染が多いことから、残りは町商工会を通じて飲食店などに届け、来店客に渡して使ってもらう。

 贈呈式では山崎会長が「ありがたくケースをいただき、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めていく。安心、安全なまちづくりに町とともに取り組んでいきたい」とあいさつ。平野さんは「水彩画独特の透明感を出すのが難しかった。男女問わず使えるデザインにできた」と話した。

 町商工会は、町三業組合が感染症拡大防止のために作ったステッカーとのぼりも併せて飲食店に配っていく。


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