2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数
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中止のアクアラインマラソン 開催予定日、思い出動画公開へ 地元高校生も出演

拓大紅陵高校吹奏楽部のパフォーマンスを撮影する実行委事務局の職員(左)=16日、木更津市
拓大紅陵高校吹奏楽部のパフォーマンスを撮影する実行委事務局の職員(左)=16日、木更津市

 東京湾アクアラインを舞台にした県内最大規模のマラソン大会「ちばアクアラインマラソン」。今年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、過去の大会に出場したランナーの思い出写真などを紹介する映像の制作が進んでいる。開催予定だった10月18日に動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信される予定で、地元高校生による多彩な応援も盛り込まれる。

 「ちばアクアラインマラソン2020特別映像~ みんなの想(おも)いをつないで海を走ろう~」と題した映像は、県教委の大会実行委員会事務局が制作。当日に視聴しながら大会を思い起こしてもらったり、千葉の魅力を紹介する。一般募集した素材や新たに撮影した動画をつなぎ合わせて、15~20分程度に編集する。

 大会は木更津、袖ケ浦市を舞台に2012年から隔年で開かれてきた。5回目となる今年は参加募集前の3月に中止が決定し「不完全燃焼」となったランナーらの思いを踏まえ、動画の公開を企画した。7、8月にインターネットを通して寄せられた思い出、応援風景などの画像約60点を組み合わせるほか、市町村と団体のキャラでつくる「ご当地キャラクター応援団」や、ランナーそれぞれのマラソン画像を紹介する予定。

 これまでの大会では、コース沿いでの応援もランナーを励まし、大会の魅力の一つになっていた。事務局によると、映像制作の企画を知ったある学校から「ぜひ参加したい」と声が寄せられ、高校生の出演も決まった。「生徒の発表の場の一つにもなれば」と前回の応援参加校に呼び掛け、書道やダンス、和太鼓演奏など5高校によるパフォーマンスが盛り込まれることになった。

 16日には木更津市の拓大紅陵高校で、実行委の担当職員が同校吹奏楽部の部員110人による息の合った演奏を撮影した。「頑張る人を応援したい」と部員たちが選んだ曲は「チャンス紅陵」をはじめとした同校野球部の応援メドレー。前回の大会で応援経験がある3年の部長、川端ひなさん(17)は「現地で応援はできないけれど、気持ちが伝わるように部員一同、演奏しました」と声を弾ませた。

 事務局職員が編集作業も担う「手作り」の映像で、担当者は「ランナーや関わった方はもちろん、そうでない方も大会をイメージしてもらい、千葉の魅力発信につながれば。子どもたちの頑張る姿も見てほしいです」と話している。

 10月18日午前10時から、ユーチューブの大会公式チャンネルで公開予定。前回18年大会は約1万6千人のランナーが出場。ボランティア約4800人が関わり、約36万人が声援を送った。


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