2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

絶滅危惧種・アカウミガメ 大海原へ力強く旅立ち 保護した卵からふ化 鴨川シーワールド

海に向かって進むアカウミガメの子ガメたち(鴨川シーワールド提供)
海に向かって進むアカウミガメの子ガメたち(鴨川シーワールド提供)

 鴨川市の鴨川シーワールド(勝俣浩館長)は、施設内の「ウミガメの浜」でふ化した絶滅危惧種のアカウミガメ10匹を海岸へ放流した。飼育員が見守る中、子ガメたちは大海原に向かって力強く砂浜を進み、波間へと姿を消した。

 同施設は、ふ化に適さない場所に産卵されたウミガメの卵を専用の砂浜に保護し、生まれた子ガメを放流する取り組みを2002年から続けている。

 今回は7月22日に江見海岸でアカウミガメの産卵を確認。しばらく見守っていたが、台風10号の影響で波に流されてしまう恐れがあったため、124個の卵を専用施設に収容した。

 9月13日早朝、飼育員が施設の砂浜からはい出してきた20匹の子ガメを確認。体長や体重を計測した後、気温や砂の温度が低くなった同日夕に10匹を海へ放した。子ガメたちは初めて見る大海原に臆することなく、海中へと消えていったという。

 市内の海岸ではアカウミガメが産卵のために毎年上陸しており、今年はすでに4回の産卵が確認されている。同施設の担当者は「鴨川の海から沖合に出て、大きくなることを願っている」と話した。


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