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房州びわ復活へ寄付募る ネット通じ1000万円目標 継続支援呼び掛け 台風被害で南房総市

台風15号の強風で大きく折れ曲がったビワの木=3月3日、南房総市
台風15号の強風で大きく折れ曲がったビワの木=3月3日、南房総市

 昨秋の房総半島台風(台風15号)などで深刻な被害を受けた「房州びわ」の復活へ、南房総市は、地域課題解決の資金をふるさと納税で調達する「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)による寄付を募っている。目標額は1千万円。集まった寄付金はビワ園地内の倒木撤去費用の補助などに充てる。受け付けは11月3日まで。

 市農林水産課によると、台風による強風で市内123ヘクタールのビワ畑のうち7~8割で倒木や枝折れなどが発生。ハウス栽培と露地栽培を含め被害額は5億3千万円以上という。

 加えて、今年の生産量はハウスが例年の6~7割で、露地は半減。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、1909年から105回続いていた皇室へのビワ献上も途絶えた。

 寄付金は、倒木撤去の補助や重機のレンタル費などに活用。ビワ栽培の担い手育成へ、ドローンを使った立体マップ作製に関する経費にも充てられる。

 返礼品には、台風被害を免れた木から来年収穫される見込みのビワやビワアイスクリームを用意。同課は「今回の被害は農家にとって致命的。ビワ育成は先の長い作業になるので、継続的な支援をお願いしたい」と協力を呼び掛けている。

 寄付はふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」のGCFプロジェクトページから。


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