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ツチクジラ初水揚げ 地域住民、解体作業見守る 南房総市の和田漁港

初水揚げされたツチクジラ=21日、南房総市の和田漁港
初水揚げされたツチクジラ=21日、南房総市の和田漁港
初水揚げされたツチクジラ=21日朝、南房総市の和田漁港
初水揚げされたツチクジラ=21日朝、南房総市の和田漁港

 関東唯一の沿岸捕鯨基地がある南房総市和田町の和田漁港で21日朝、今年初めてツチクジラ1頭が水揚げされた。体長10・59メートルの雌で、地元水産会社「外房捕鯨」の社員らが解体した。捕鯨は秋ごろまで行われる。

 初水揚げされたツチクジラは20日正午ごろ、太地町漁協(和歌山県)所有の小型捕鯨船「第7勝丸」が銚子沖で捕獲。水中で肉を柔らかくさせ、翌日午前5時40分ごろ、和田漁港の鯨体処理場に引き揚げた。

 その後、同社社員らがなぎなたのような長い柄の付いた包丁でクジラをさばき、皮や赤身に仕分けていった。早朝にもかかわらず、漁港には多くの地域住民らが駆け付け、解体作業を見守っていた。

 同社によると、当初6月末から出漁予定だったが、悪天候や強い波風の影響で延期になっていた。8月から北海道の網走沖で行われるミンククジラ漁を挟んで10月ごろまで漁を行い、年間捕獲量26頭の確保を目指す。

 同社の庄司義則社長(59)は「20日間漁に出られなかったので、1頭目が捕獲できてほっとした。地元のクジラなので、待っている人たちに食べさせたい」と話した。

 捕獲状況や解体日時は同社のブログで確認することができる。新型コロナウイルス感染防止のため、解体作業の見学は対岸からのみ可能。


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