今度はジンベエザメ “珍客”相次ぐ 館山沖の定置網

館山市波左間沖で保護されたジンベエザメ(荒川さん提供)
館山市波左間沖で保護されたジンベエザメ(荒川さん提供)

 館山市波左間の沖合約800メートルに設置された定置網に、ジンベエザメ1匹が迷い込んだ。体長約5メートルの雄で、館山沖で見つかるのは昨年5月以来9匹目。数日前には、幻の大型サメ「メガマウス」が同じ定置網で見つかったばかり。

 近隣でダイビングサービス「波左間海中公園」を運営するダイバーの荒川寛幸さん(82)によると、14日午前5時ごろ、定置網内で泳いでいるジンベエザメを漁協職員が見つけた。連絡を受けた荒川さんらが、直径50メートルになる近くの巨大いけすに移し、一時的に保護している。

 ジンベエザメは体に少し傷があるものの、元気にいけすを泳いでいるという。餌を与えながら、水温が下がる前に海へ放す方針。

 11日には同じ定置網で、体長約6メートルの雌のメガマウスが見つかっている。相次ぐ“珍客”に荒川さんは「今年は運がいい。保護したジンベエザメは地元の子どもたちに見せたい」と話した。


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