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ニホンザル70匹脱走 何者かがフェンス切断 富津・高宕山自然動物園

仮設の檻に収容されていたニホンザル=2月、富津市
仮設の檻に収容されていたニホンザル=2月、富津市
何者かによって切断され、穴の開いたニホンザルの飼育檻(富津市提供)
何者かによって切断され、穴の開いたニホンザルの飼育檻(富津市提供)

 富津市は10日、休園中の高宕山自然動物園(同市豊岡)でニホンザルの飼育檻(おり)が壊され、約70匹のサルが逃げたと発表した。市から被害届を受けた富津署が、詳しい状況を捜査している。

 市によると、壊されたのは仮設の檻で、10日午前7時ごろ、園の整備のために訪れた外部の作業員が檻の金網フェンスに穴があるのを見つけた。穴は直径30~40センチほどで、檻内にいた全てのサルが逃げていた。9日午後5時すぎの時点では異常はなかった。富津署は工具を使ってフェンスが切断されたとみて調べている。

 同園では、昨年9月の房総半島台風(台風15号)で園を囲む柵が倒壊し、ニホンザルが放し飼い状態になった。市は昨年12月に仮設檻を整備し、捕獲したニホンザルを飼育していた。

 今回逃げ出したことで、過去に問題となった外来種との交雑が懸念される。市の担当者は「今は繁殖期ではないので交雑の可能性は少ない。ニホンザルだけを捕獲して檻に戻したい」と話した。


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