古い写真ありませんか? 震災修理合わせ情報募る 佐倉市立美術館玄関ホール

県指定有形文化財「旧川崎銀行佐倉支店」を活用している佐倉市立美術館エントランスホール。東日本大震災の影響で外壁のタイルが浮き上がるなどした(写真は昨年6月、佐倉市提供)
県指定有形文化財「旧川崎銀行佐倉支店」を活用している佐倉市立美術館エントランスホール。東日本大震災の影響で外壁のタイルが浮き上がるなどした(写真は昨年6月、佐倉市提供)

 「旧川崎銀行佐倉支店」の古い写真、持っていませんか-。佐倉市教育委員会は、東日本大震災で被害に遭った同市新町の市立美術館エントランスホール(同支店を活用)の修理を前に、当時の建築を忠実に再現するための資料として、戦前を中心とした昔の建物の様子が分かる写真を探している。

 同美術館エントランスホールは1918(大正7)年、「川崎銀行佐倉支店」として建てられたレンガ造りの洋風建築物。37(昭和12)年に旧佐倉町役場、市制施行の54(昭和29)年から約17年間は市役所として使われるなどし、市立美術館が開館した94(平成6)年からエントランスホールとして活用されている。県有形文化財に91(平成3)年に指定された。

 市教委文化課によると、エントランスは昨年3月の大震災後、外壁のしっくいの一部が崩れ落ち、レンガを覆っているタイルも浮き上がるなどの被害に遭った。修復工事実施時期は未定だが、同課は「建築当時は表面に出ていたレンガが後にタイルで覆われている可能性もある。できれば建築当時の姿に戻したい」と準備を進めている。


  • LINEで送る