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再開発ビル3棟完成 足かけ30年、整備に区切り JR千葉駅西口B工区

B工区の再開発ビルの竣工式で、テープカットする熊谷市長(中央)と金綱会長(左から2人目)ら=31日、千葉市中央区
B工区の再開発ビルの竣工式で、テープカットする熊谷市長(中央)と金綱会長(左から2人目)ら=31日、千葉市中央区
完成したB工区の再開発ビル。デッキでJR千葉駅と接続している
完成したB工区の再開発ビル。デッキでJR千葉駅と接続している

 JR千葉駅西口地区再開発事業で、駅前交通広場に面したB工区(約4700平方メートル)に新日本建設(千葉市美浜区)などが建設中だった再開発ビル3棟が完成し、1日、入居する病院や調剤薬局が開業する。西口の玄関を意味する「ウェストゲート千葉」と命名されたB工区。駅側のA工区(約3170平方メートル)は2013年に3棟の再開発ビル「ウェストリオ」が完成しており、足かけ30年の西口再開発が大きな区切りを迎えた。

 B工区の再開発は、市の財政負担を軽減するため、民間事業者が自社資金で設計・工事を行う特定建築者制度を採用。新日本建設を代表事業者とする共同事業体が建設を進めてきた。同社によると、総工費は約110億円。

 西口とデッキで接続した再開発ビルは病院棟、商業棟、公園棟で構成。病院棟(9階建て、延べ床面積約1万3500平方メートル)には内科や外科、人工透析内科など13診療科の「三愛記念病院」(入院180床、透析140床)が同市中央区新田町から移転し、1日に開院する。

 商業棟(15階建て、同約8100平方メートル)は1~6階が店舗、7階以上が賃貸住宅77戸になる。テナントのうち調剤薬局(3階)と保育園(4階)は1日にオープン。クリニックやスポーツクラブなどその他のテナントは2カ月後の開業を予定している。公園棟(3階建て、同約1500平方メートル)は1、2階が公共駐輪場などで、3階部分が波をモチーフにした「新千葉公園」になっている。

 西口再開発は1990年に始まったが、地権者の多さやバブル崩壊による用地買収の難航などで長期化。先行したA工区は2013年10月に飲食店などが入居する3棟の再開発ビル、14年3月には駅前交通広場が完成した。B工区の完成で30年にわたった事業が一段落する。

 31日、B工区の竣工(しゅんこう)式が新千葉公園であり、熊谷俊人市長や新日本建設の金綱一男会長らがテープカット。熊谷市長は「福祉や健康を意識した形になり、うれしい。市民に愛され、多くに利用されることを願っている。西口が千葉市を支える核として発展するよう街づくりに取り組みたい」と述べた。金綱会長は「時間がかかったが、記念すべき日を迎え感慨深い。今後も市の発展へ協力していく」と力強く約束した。


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