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また長期休校「さみしい」 昨秋台風被災の鋸南小 一時預かり児童、卒業式へ校内清掃 【新型肺炎】

24日に予定されている卒業式へ向け、校舎内を清掃する児童=4日、鋸南町立鋸南小学校
24日に予定されている卒業式へ向け、校舎内を清掃する児童=4日、鋸南町立鋸南小学校

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染防止のため、3日から臨時休校が続く鋸南町立鋸南小学校(児童254人)では、保護者の事情などで子どもだけを自宅に残せない家庭の児童を受け入れる一時預かりが行われている。昨秋の台風でも大きな被害を受け、臨時休校となった同校。4日には静まりかえった校舎に1~6年生35人が集まり、修了式と併せて24日に予定されている卒業式を成功させようと、校舎内を清掃した。

 同校では、昨年9月の房総半島台風で窓ガラスや屋上のソーラーパネルなどが損壊。教室内の掲示物が散乱したほか、新しい教科書が水浸しになる被害を受け、約1週間休校となった。休校分の授業時間は7時間授業を行い確保したが、再びの長期休校に樋口和夫校長は「多くの子どもが友達に会えず、さみしいと言っている」とつぶやいた。

 4日は午前中に、一時預かりの児童が課題学習を行った後、24日に予定されている卒業式に向け、校舎内を清掃。休校期間中の過ごし方について、樋口校長は「課題学習だけでは、児童はどうしても飽きてしまう。今回は子どもたちと相談して、卒業式に向けて掃除をしようということになった。規模や内容は縮小するが、いい形で終わらせてあげたい」と述べた。

 5年生の川名政慶君(11)は「教室に誰もいないからさみしい気持ち。休校期間は友達と外で遊んだりして過ごす。早くみんなで集まりたい」と話した。

 同町では、安房地域で新型コロナウイルスによる肺炎が発生した情報がないことや一人親世帯が多いことなどから、臨時休校は15日までとする方針を決めている。ただし10日に再検討し、状況によっては休校期間を延長させることにしている。


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