真冬の夜豪快水ごり 伝統行事「裸参り」 匝瑳・小高地区

手おけで水をかぶる下帯姿の男たち=12日夜、匝瑳市
手おけで水をかぶる下帯姿の男たち=12日夜、匝瑳市

 真冬の夜中に水ごりをする匝瑳市小高地区の豪快な伝統行事「裸参り」が12日夜、行われた。下帯姿の男たちが体をもみ合った後、頭から冷たい水を威勢良く何度も浴びた。

 僧侶が身を清めるため行った水ごりが住民たちに広まったとされ、毎年、成人の日の前夜に行われる。

 妙長寺前の丁字路に集結した男たちは、寒さを吹き飛ばすため「エイサ、オイサ」の掛け声とともに体をもみ合い、気合を入れた。水槽の水を手おけですくい頭の上に持ち上げ、何度もかぶって身を清めた。

 その後、男たちは約500メートル離れた八坂神社まで走り、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄、無病息災を祈願。水槽の置かれた丁字路まで戻り、再び水を浴びた。今回も多くの見物人が訪れ、水しぶきが上がるたびにカメラのフラッシュが一斉にたかれた。


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