東西3キロ間に最大60センチ起伏確認 アサリ・ノリ漁に影響も 市民団体が調査結果

震災前には見られなかったくいが多数隆起している=7月、市川市塩浜沖の人工干潟付近(三番瀬フォーラムグループ提供)
震災前には見られなかったくいが多数隆起している=7月、市川市塩浜沖の人工干潟付近(三番瀬フォーラムグループ提供)

 東京湾最奥の干潟・三番瀬の環境保全を推進する市民団体「三番瀬フォーラムグループ」(習志野市、小埜尾精一主宰)は14日までに、東日本大震災を受けて実施した三番瀬の海底形状調査の結果を発表した。同団体は「地盤が東側に移動しており、以前は平らだった海底が凸凹に波打っている。このままでは漁業に影響が出る」との認識を示した。

 同団体によると、今年7~10月に調査を実施。小型漁船にGPS(衛星利用測位システム)連動型の魚群探知機を搭載し、約1200ヘクタールの範囲内で海底の深さなどを調べた。

 調査では、浦安市日の出沖-習志野市茜浜沖の東西約3キロのラインで最大60センチの起伏が続き、液状化現象で海底に埋まっていたくいが隆起した地点も広域で確認された。


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