防波堤にウォールアート アーティストと子ども制作 鴨川・前原横渚海岸

防波堤の壁面にさまざまな絵を描く子どもたち=鴨川市の前原横渚海岸
防波堤の壁面にさまざまな絵を描く子どもたち=鴨川市の前原横渚海岸
MHAKさんのデザインの上に描かれたイラストや文字
MHAKさんのデザインの上に描かれたイラストや文字
長さ約50メートルの防波堤壁面
長さ約50メートルの防波堤壁面

 巨大な防波堤がキャンバスに-。鴨川市の前原横渚海岸で、鴨川青年会議所主催のウォールアート体験会が開かれた。独特な世界観で国内外から人気を集めるアーティストのMHAKさん(38)が、子どもたちと一緒にペインティング。長さ約50メートルにも及ぶ殺風景な壁面が、カラフルなアート作品に生まれ変わった。

 同会議所では、近隣の地域にはない新たな観光スポットを創出しようと、昨年から有名アーティストを招いたウォールアート制作に取り組んでいる。今回は飲食店やホテル客室など数々の内装壁画を手掛け、サーフィンを通じて同市とも縁のあるMHAKさんを講師に招いた。

 同日は市内外から親子連れら約250人が参加。子どもたちはMHAKさんが制作したデザインの上から、自由な発想でイラストや文字を重ね合わせていた。子どもと訪れた同市の村磯知佐紀さん(28)は「壁に絵を描く機会はめったにない。めちゃくちゃ汚れたけど、楽しかった」と笑顔だった。

 ウォールアートはMHAKさんが仕上げを行い、26日に完成した。MHAKさんは「子どもたちに体を使って絵を描く体験をしてほしかった。少しでも楽しんでもらえたら」と話した。


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