部分撤去事業の入札公告 処理財団の支援決定 行政代執行で千葉市 緑区の産廃「平川富士」

 大量投棄された産廃が問題となっている千葉市緑区平川町の通称“平川富士”に関し、財団法人「産業廃棄物処理事業振興財団」による千葉市の行政代執行への支援が決まった。市は4日、行政代執行による部分撤去に関する入札を公告した。

 市産業廃棄物指導課によると、平川富士は産廃処分業者「千葉福祉建設公社」が同社敷地内に放置した5万3760立方メートルの“産廃の山”。産廃の崩落や飛散、有害ガス放散の恐れがあった。市は当初、同財団の基金から支援を受けながら、本年度中に行政代執行を完了する予定だった。

 一方、費用の4分の3を負担することになる同財団は、市の指導強化による事業費削減を求めた。産廃を持ち込んだ業者のうち、市の指導により10月末までに37社が約1万立方メートルを撤去。今後自主撤去を行ったり、費用負担をするとしている業者もあり、約1億円の事業費削減が見込まれたことから、同財団の適正処理推進センター運営協議会は同月、基金の適用を決定した。


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