食パンの耳ラスクに 食品ロス削減へレシピ考案 四街道高料理研究部 産業まつりで販売 9、10日中央公園

パンの耳を使ってオリジナルラスクを考案した四街道高料理研究部の部員ら=四街道市
パンの耳を使ってオリジナルラスクを考案した四街道高料理研究部の部員ら=四街道市
話し合いながらオリジナルラスクのレシピを考える部員ら
話し合いながらオリジナルラスクのレシピを考える部員ら
放課後、ラスクの試作品作りを繰り返す料理研究部員たち。4種類の味が完成した
放課後、ラスクの試作品作りを繰り返す料理研究部員たち。4種類の味が完成した

 千葉県立四街道高校の料理研究部が、食パンの耳などを使ったオリジナルのラスクを考案した。本来は食べられるのに捨てられる食品ロスを減らそうという四街道市の取り組みの一環で、試行錯誤しながら、食感にもこだわった4種類の“新商品”を開発。9、10日に四街道中央公園で開催される市の産業まつりで販売する。生徒たちは「余った物でも工夫次第で、おいしく食べられることを伝えたい」と期待している。

 同校料理研究部は、昨年の産業まつりでも「食品ロスを減らそう!プロジェクト」を進める市とコラボして、うどんの切れ端を使った創作スープなどを出品。来場者に好評だったことから、今年も「食材使い切り料理」をテーマにした新作レシピ作りの依頼が舞い込んだ。

 題材は食パンの耳や切れ端。部内などで話し合った結果、日持ちがしてバラエティーのある味付けができる菓子・ラスクを作ることになった。市内のベーカリー「プリムベール」から材料の提供を受け、1、2年生計29人が9月から4グループに分かれてレシピ作りを開始。学校内の調理室を舞台に、味付けや焼き加減などをそれぞれのグループで工夫しながら計10種類の試作品を作成した。

 部内で食べ比べを行い、味や作りやすさなどを吟味。販売するのはガーリックとシナモン、カレー味と、ピーナッツとキャラメルを載せた洋菓子・フロランタン風の4種類に決まった。フロランタン風のラスクを担当した副部長の黒川真子さん(17)と沓沢のぞみさん(16)は「食パンの耳をアレンジした。サクサクした食感にもこだわった」と納得の逸品に仕上げた。

 産業まつり当日は1袋(4枚入り、フロランタン風は2枚入り)100円で販売。部員が店頭に立ち、レシピも配る。2日間で計320袋を用意する予定。

 顧問の新谷亜希教諭(33)は「部員たちがいろいろ議論しながら完成させた。みんなで頑張って販売用のラスクを準備する」と気合十分。部長の太田光咲さん(17)は「レシピ作りを通して、改めて食品ロスについて考えさせられた。余った食材も工夫次第で、おいしく食べられることを多くの人に知ってほしい」と話した。


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