珍種ヘビ「シロマダラ」に開運期待 台風被災の山武で発見 【台風15号 被災地はいま】

夜行性でめったに姿を見ることができないヘビ「シロマダラ」が台風15号の被災地、山武市内の倉庫で見つかった。
夜行性でめったに姿を見ることができないヘビ「シロマダラ」が台風15号の被災地、山武市内の倉庫で見つかった。

 夜行性で人前にめったに現れないヘビ「シロマダラ」=写真=が、台風15号被災地の山武市内の倉庫で見つかった。捕獲した佐藤誠志さん(37)ら3人は「とてもラッキー。台風で社屋や備品が壊れたりしてこのごろいいことがなかったが、これで運が開けてくるかも」と喜んでいる。

 ヘビは24日早朝、佐藤さんの会社が管理する山武市富士見台の倉庫の駐車場で佐藤さんと従業員の粉川浩典さん(35)が足下を飛び跳ねるように進んでいるのを偶然に発見した。

 見つかったのは体長20センチほどの子ヘビ。写真を確認した千葉県立中央博物館の担当者によると、確かにシロマダラだという。県内全域に生息しているが、県レッドデータブックでは「分布域の縮小と生息密度の減少が著しい」という「Bランク」になっている。

 現在は、ヘビ愛好家で友人の小菅一彰さん(36)が市内の自宅で飼っているが、餌付けが難しく近く野生に戻す予定という。佐藤さんは「台風で会社の屋根や車などの備品が壊れ落ち込んでいたところだった。こんなにうれしいことはない」と大喜び。粉川さんも「これで何かいいことがあれば」と笑顔を見せた。


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