悪天候でも「甘さ十分」 船橋ナシ初出荷 幸水7トン

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品質をチェックしながら、船橋のナシ「幸水」の出荷作業する生産農家ら=31日、船橋市のJAいちかわ船橋経済センター
品質をチェックしながら、船橋のナシ「幸水」の出荷作業する生産農家ら=31日、船橋市のJAいちかわ船橋経済センター

 特許庁の地域団体商標に登録されている「船橋のなし」が31日、船橋市豊富町のJAいちかわ船橋梨選果場から初出荷された。昨年の台風による塩害や、今春の遅霜、7月の長い梅雨など悪天候が続いたが、同選果場運営委員長の吉橋孝夫さん(58)は「生産者が工夫し、平年並みの甘いナシができた」と強調。初日は幸水だけを約7015キロ出荷した。出荷作業は品種を変えながら、9月末まで続く。

 初出荷の作業は同日午後1時、45人態勢でスタート。市内生産農家から運ばれたナシが選果場のベルトコンベアーに次々と載せられた。

 選果場では品質を「秀」「優」「良」「規格外」の4区分に選別するため、生産農家は基準を統一する「目合わせ」を何度も行いながら、素早く慎重に判断。品質ごとに決められたラインに載せると、品質・大きさごとに箱詰めされた。

 同選果場では、幸水、豊水、あきづき、新高の主力4品種を9月末まで出荷する。