味わい深い美酒並ぶ 税務署で千葉の111銘柄審査 成田

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東京国税局の鑑定官らが成田税務署で千葉の清酒111銘柄を審査。味わい深い美酒がそろった。
東京国税局の鑑定官らが成田税務署で千葉の清酒111銘柄を審査。味わい深い美酒がそろった。
鑑定官らが千葉の酒111銘柄を厳正に審査した=18日、成田税務署
鑑定官らが千葉の酒111銘柄を厳正に審査した=18日、成田税務署

 酒類業界との連携強化や地域の風土と技術を生かした開発支援、業界の技術的課題の解決を目指し、東京国税局の鑑定官が千葉の清酒の品質審査を行う「清酒貯蔵出荷管理技術相談」が18日、成田市加良部の成田税務署で開かれた。審査では鑑定官と県産業支援技術研究所の技術者計4人が、県酒造組合千葉、香取、山武各支部の清酒製造5社の自慢の清酒111銘柄を厳正に審査した。

 県酒造組合の協力の下、酒類の安全性の確保と品質水準の向上を目的に例年行われているもので、本年は代表銘柄「甲子」の飯沼本家(酒々井町馬橋)、「寒菊」の寒菊銘醸(山武市松尾町)、「長命泉」の滝沢本店(成田市上町)、「東薫」の東薫酒造(香取市佐原)、「不動」の鍋店(神崎町神崎本宿)の5社が出品。鑑定官らは、猪口(ちょこ)に注がれた清酒を1点ずつ口に含み、味や香りを評価した。

 東京国税局鑑定官室の山岡洋鑑定官室長によると、本年は全体的に味わい深い美酒がそろい、濃いめの味付けの料理に合うという。山岡室長は「暖冬で各メーカーは温度管理にご苦労されたと思う。うまく管理されて製造されており、問題のない酒ができている」と講評。「夏の熟成を経て秋からおいしくなった酒を消費者に届けてほしい」と話した。

 今回の評価結果は各社の社長や杜氏(とうじ)に伝えられ、貯蔵・出荷・品質管理などに役立てられるという。