寺社で花見楽しんで 有志が「桜詣」企画 東金・山武

東金市と山武市の10寺社が参加する「桜詣」のチラシ
東金市と山武市の10寺社が参加する「桜詣」のチラシ

 地元の神社や寺に花見に訪れてもらおうと、東金市と山武市の10寺社でつくる「東金山武古社寺之会」(浜名徳順会長)が、寺社巡りイベント「桜詣(さくらもうで)」を企画した。時期によりソメイヨシノやシダレザクラなど複数種の桜が楽しめる各寺社で御朱印を集めると、朱印帳に挟む特製の紙がもらえる。

 同会は、東金市の日吉神社や山武市の勝覚寺など宗教や宗派をまたいだ有志が、イベントで交流人口を増やし地元を盛り上げようと結成。今年の正月には共通の御朱印がもらえるスタンプラリーを初めて開催し、各地から多くの参拝客が足を運んだ。

 第2弾のイベントとなる桜詣は、加盟寺社がいずれも境内に桜の銘木があることから思いついたという。朱印帳の紙はそれぞれの寺社の説明と桜の花のイラストが描かれたもので、すべて集めて並べると桜の花の輪ができあがるようになっている。同会広報担当の小杉秀文さんは「多くの人にそれぞれの境内を巡ってもらい、咲き誇る桜を堪能してほしい」と呼び掛けている。

 期間は寺社により異なり24日~4月8日。詳しくは同会ウェブサイト(https://t-s-old-t-s.webnode.jp/sakura-moude/)参照。問い合わせは小杉さん(電話)090(3315)7323。


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