現存最古か保存展示 流山・利根運河のビリケン像 市民寄付で2代目制作へ 【月刊ほぼ実物大ニュース】

流山市の利根運河沿いに安置されてきたビリケンさんの石像
流山市の利根運河沿いに安置されてきたビリケンさんの石像
昨年4月、損壊した石像に代わりほこらに安置される大阪から届いた金色の樹脂製ビリケン像=流山市
昨年4月、損壊した石像に代わりほこらに安置される大阪から届いた金色の樹脂製ビリケン像=流山市

 流山市の利根運河沿いに100年以上前の1913(大正2)年建立された幸福の神様「ビリケンさん」の石像。建立者の子孫から寄贈を受けた市が昨年3月、整備したほこらをお披露目し、大阪・通天閣の有名なビリケンさんとの東西交流が実現。一躍脚光を浴びた。
 
 石像は同4月に台座から倒され損壊したが市内の専門家の手で修復された。現地のほこらでは、大阪から無償で提供された金色の樹脂製ビリケン像が留守番役として利根運河を見守っている。

 石像は現存する像として国内最古の可能性があり、市は市立博物館で保存、展示することに決めた。市観光協会は石像に代わる2代目の像を市民の寄付で制作し、ほこらに安置する方針だ。留守番役の金色と対をなす銀色のスズ合金製で今夏の完成を目指す。

 ビリケン像は足裏を触ると御利益があるとされ、市は見学者が石像にふれる展示方法を検討している。運河の観光誘客の役目は2代目に託すことになる。

※2019年2月26日付け新聞紙面で、利根運河のビリケン像の写真をほぼ実物大で掲載しています。
※【月刊ほぼ実物大ニュース】は、原則毎月第4火曜日に掲載します。次回掲載は3月26日予定。


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