飲酒運転歯止めかからず 木更津署管内 検問や巡回、緊急対策

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飲酒検問をする木更津署員=23日夜、木更津市
飲酒検問をする木更津署員=23日夜、木更津市

 木更津署管内(木更津、袖ケ浦市)で飲酒運転に歯止めがかからない状況が続いている。今年は24日までに、飲酒運転による事故がすでに7件相次ぎ、5人が酒酔い運転などの疑いで逮捕された。管内は千葉県内でも飲酒運転が多い地域で、同署は緊急対策に乗り出している。

 同署によると、管内では昨年も飲酒運転が多発しており、逮捕者は2017年の16人からほぼ倍増の30人に上った。特に1~2月と年末に多かった。

 酒宴が多い年末年始は飲酒運転が増える傾向にあるが、管内は県内でも多発地域。警察署別に1月の飲酒事故の件数をみると、同署は14年からの5年間の累計が14件で県内ワーストだった。16年には死亡事故も起きている。

 同署は、木更津駅周辺などに繁華街がある一方、都心に比べバスや電車といった公共交通が発達していない点が一因だと分析。摘発したのは氷山の一角とみている。

 県警は、今月6~20日まで飲酒運転の取り締まりを強化したが、同署は引き続き独自の緊急対策を21日から実施。今月中は毎日、飲酒検問を行うほか、白バイによるパトロールや広報活動を展開する。

 同署交通課は「飲酒運転で仕事をクビになる人もいる。飲んだら乗らないを徹底して」と呼び掛けている。