エアレースGOサイン 視察の国交省・秋本政務官「安全を確認」 高層ホテル“無人”条件に

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滑走路を視察する秋本政務官(中央)。右は熊谷千葉市長=14日午前、浦安市

 26日から千葉市美浜区で予定される小型プロペラ機の国際大会「レッドブル・エアレース」が臨時滑走路(浦安市)の使用を巡って一時開催危機に直面していた問題は14日、支障なく大会を実施できる見通しとなった。国土交通省の秋本真利政務官が浦安の滑走路など現地視察し、同行した熊谷俊人千葉市長や河野真二実行委員長とともに、安全を確認。滑走路を特例的に使用することについて「許可できる」と述べた。

 大会で使用予定の滑走路の脇に今月1日、高層ホテルがオープンし、航空法上の規制に引っかかった。主催者側は安全対策としてホテルを無人にする方針を示しており、特例として滑走路の使用が認められれば大会は支障なく開催できることになっていた。

 支障となった高層ホテルは、長さ710メートルの滑走路から38メートルの距離に、高さ約70メートル、18階建てで開業した。航空法の高さ制限を超えることから、実行委が練習日も含めた25~27日の3日間にわたって同ホテルを貸し切り、無人にすることで対応する。

 視察した秋本政務官に対し、実行委は同ホテルでレースの概要を説明。ホテル屋上や滑走路近くを入念にチェックし、安全性を確認した。

 秋本政務官は視察後、「当日のプログラムなどもすべて拝見して、これなら大丈夫だと実感した。国交省として大会の成功に向け、最大限の協力をしていく」と述べた。同省で改めて現地視察などを行い、来週中には許可が出される見通し。

 同レースは“空のF1”と呼ばれ、小型のエアレース機が最高時速370キロで飛びタイムを競う。今年で4回目の開催で、美浜区の県立幕張海浜公園沖の海上を舞台に、26日に予選、27日に決勝が行われる。

 熊谷市長は視察後、ツイッターを更新し「実行委員会は昨年来、国交省など関係機関と協議を重ねてきたと聞いています。ご理解に感謝します」と安全対策への姿勢を評価した。