民間ICカード活用地域ポイント実験へ 千葉市、新年度から

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 千葉市は新年度、民間のICカードと連携した新しい地域ポイント制度の実証実験を始める。市民のボランティア活動への参加促進や健康維持・増進が目的。市から受け取ったポイントを同カードのポイントとして利用できることが最大の特長で、ポイントの魅力向上とともに市民の利便性向上を図った。

 市政策調整課によると、今回導入する制度は既存の民間のICカードにポイントをためることができ、少ないポイント数でも市内外で同カードでの買い物などに利用できる。同課は「市民が使いやすいように設定して、ポイントの魅力を高めたい。利便性の向上にもつながる」と説明。ポイントをためることができるICカードについて調整を進めている。

 また、ポイントをNPO法人などへの寄付や特典品との交換にも使えないか検討している。

 ポイント付与の対象になるのは、市が指定したボランティア活動や健康イベントへの参加。まずは主に2020年東京五輪・パラリンピック関連のボランティアやイベントなどが対象事業になる見通しだ。

 同課はポイントを付ける端末やICカードを購入する方針で、事業費は2500万円を見込む。同課は「市として早期に全体の枠組みを立ち上げる。ポイントの魅力をさらに高めていくため、多くの民間企業の参入を促したい」としている。