「鹿野の森」オープン 神野寺核に活性化へ 君津

神野寺の正面に完成した物産館と観光情報館の前で行われた落慶式=16日、君津市
神野寺の正面に完成した物産館と観光情報館の前で行われた落慶式=16日、君津市
周辺の飲食店や観光スポットを紹介する観光情報館
周辺の飲食店や観光スポットを紹介する観光情報館

 木更津ビューホテル(木更津市)は、関東有数の古刹(こさつ)・神野寺(君津市鹿野山)の正面に、観光情報館や物産館を備えた森林体験施設「鹿野(ろくや)の森」をオープンさせた。鹿野山地区は過疎化が深刻で、同寺を核とした地域活性化につなげる狙いだ。

 鹿野の森は、同社が運営する鹿野山ビューホテルの隣接地に位置し、かつて鹿野山小学校があった空き地に開設した。全体の敷地面積は約1万坪。同寺の参拝者らの来場を見込む。

 観光情報館「いくべさ」では、君津、木更津、富津、袖ケ浦の4市を中心とした名所の情報を発信する他、地域活性化に取り組む地元ボランティア団体の活動を紹介。物産館「よるべさ」では、地元の農産物や加工品、地酒などを取りそろえる。

 両館のそばには、森林浴ができる散策路「風の小径(こみち)」があり、専用のロープとハーネスを使う木登り「ツリーイング」(予約制)を楽しめる。

 16日のプレオープンには4市の関係者ら約150人が来場。同寺による落慶式やテープカットが行われた。同社の蘇我芳章・事業本部長(65)は「鹿野山は神野寺を中心としたにぎわいが必要。参拝者に利用してもらい、門前がにぎやかになれば」と話した。


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