中国からカルガモ飛来 谷津干潟で初確認 習志野

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中国から飛来したカルガモ(谷津干潟自然観察センター提供)

 習志野市の谷津干潟で、越冬のため中国から渡ってきたカルガモが初めて確認された。くちばしの標識で分かった。

 谷津干潟自然観察センターによると、今月10日、職員がセンター脇の淡水池にいるカルガモ1羽を見つけた。くちばしにテープのようなものが付いており調べたところ、鳥に装着し個体や渡りの経路を識別する標識の一種だった。

 中国でこの標識を用いていることが分かり、管理者に問い合わせた結果、ロシア国境に近い中国・黒竜江省のシンカイ湖で、10月に取り付けられたことが判明した。これにより、カルガモが同湖から飛来したと判断した。

 谷津干潟でカルガモは珍しくはないが、同センターの芝原達也副所長は「国外からのカルガモの渡りの確認はセンターで初めて」と話している。山階鳥類研究所(我孫子市)によると、国外からの渡りの確認は今回で4例目。

 カルガモは、子育ての様子が人気の鳥。今年5月下旬~6月、淡水池での親子の様子が野鳥ファンらを喜ばせた。