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古民家を宿泊施設に 改修・活用し地域活性化へ 大多喜でリノベ会社

 大多喜町下大多喜で、空き古民家を宿泊施設にする改修工事が始まった。大規模改修(リノベーション)を手掛ける会社が今年4月にオープンを予定し、企業の研修会場や福利厚生施設として1棟ごと貸し出す。伝統家屋を保存、活用して地域活性化につなげるという。

 1級建築士の牧野嶋彩子さん(44)が、町内で別の改修工事に携わっていた際に古民家を見つけ「一目で気に入った」という。リノベーション会社「人と古民家」を千葉市内で立ち上げ、千葉銀行の「ちばぎん地方創生融資制度」を活用して古民家を買い取り事業に着手した。

 古民家は築200年超の平屋で面積は約190平方メートル。町の春を彩るイベント「下大多喜レンゲまつり」会場の近くに立つ。内装は濃茶色に染まった太いはりや柱を残したまま現代風にデザインする方針で、広さ35畳の畳の間や囲炉裏(いろり)、土間を作り、懐かしい空間を演出する。2浴室や台所の設置で、最大20人の宿泊が可能になる。隣接する広さ約52平方メートルの蔵も宿泊施設に改修する。

 敷地は2万平方メートルあり、キャンプ場や天体観測小屋を整備していく。里山体験や、畑を貸すレンタルファームも計画している。

 企業や個人による会員制で、入会金に応じて利用料が異なる。会員未利用日に使えるビジターもある。古民家の管理は地元住民が行う。

 問い合わせは同社、電話043(301)2777。


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