幸福の科学1億円寄付 長生村に固定資産税4年分相当

 長生村は30日、宗教法人幸福の科学から2009年度分から4年間の固定資産税に代わるものとして、1億円の寄付を受けたことを明らかにした。これに対し、幸福の科学は「本年の村制60周年を祝うもので、課税問題とは別」という。

 同村は、幸福の科学が村内に所有する31ヘクタールの土地に対して固定資産税を課税する方向で進めてきた。今年2月25日には09年から12年までの4年間、計1億163万円の課税通知書を発行し支払いを求めた。

 だが翌26日、幸福の科学から宗教用の土地として使用していることを理由に処分取り消しの決定を求める異議申立書が村に出された。さらに3月7日には村への1億円寄付や、13年度分から大学が開校する15年度分までの学校用地17ヘクタールの固定資産税の支払いなどが提示された。これによる村への収入は年間約1300万円に上るという。

 村は対応を検討した結果、「相手が宗教法人ということで課税は非常に厳しい」との弁護士からのアドバイスもあり、小高陽一村長は「税金ではないが相当の金額が村に入る。今まで支払ってもらえなかったことや、裁判のことを考えたら悪い話ではない」と受け入れを決めた。


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