91歳超人、記録更新へ意欲 アイアンマンレース最高齢完走者・八千代の稲田弘選手 やりたいこと“楽しく”挑戦

熊谷知事(右)から激励を受ける稲田選手=千葉県庁
熊谷知事(右)から激励を受ける稲田選手=千葉県庁

 トライアスロンの中でも最も過酷とされる競技、アイアンマン世界選手権で、2016年と18年に完走し最高齢完走者のギネス世界記録を持つ稲田弘選手(91)=八千代市=が千葉県庁を訪れ、熊谷俊人知事に「6月に豪州で開かれる大会で完走し、10月の世界選手権の出場権を獲得したい」と、自身の世界記録更新へ意気込みを語った。熊谷知事は「年齢に関係なく挑戦する姿は世界中の刺激になっている」と鉄人レースに挑む“超人”にエールを送った。

 トライアスロンは水泳、自転車、ランニングの3種目を組み合わせた競技。距離によって分けられ、中でも最長の「アイアンマン」は水泳3・8キロ、自転車180・2キロ、ランはフルマラソンの42・195キロの計約226キロに及ぶ鉄人レースだ。

 稲田選手は60歳での定年退職後、メタボ体形を解消しようと水泳を ・・・

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