2024年1月19日 05:00 | 有料記事

契約締結式でキクラゲを掲げる長谷部社長(左)と森市長=館山市役所
2017年に閉校した旧富崎小学校の施設活用で、館山市は、キクラゲの栽培や流通を手がける「ビタミンファーム」(東京都港区、長谷部野歩社長)に校舎棟と土地を無償で貸し出す契約を結んだ。無添加無農薬の国産キクラゲの栽培拠点として、同社が専用設備などを整備し、3月以降の栽培開始を目指す。
市によると、同校は児童数の減少に伴い12年に休校。市立小中一貫校「房南学園」の開校に伴う統合で閉校した後は台風災害や新型コロナ禍の影響もあり、具体的な利用・活用がされないまま空き施設となっていた。
市は昨年度、公共施設マネジメント民間提案制度を活用して民間事業者からの提案を募ったが、基準点に達した事業者がおらず、 ・・・
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