2023年11月11日 17:05 | 無料公開

木々の葉が色づき始め、11日から紅葉まつりが始まって和楽器の演奏が広がった成田山公園=同日、成田市

木々が色づき始めた成田山公園に訪日外国人など多くの観光客が訪れた=11日、成田市
成田市の成田山新勝寺に隣接する成田山公園で木々の葉が色づき始めた。11日からは和楽器の演奏会が催される「紅葉(もみじ)まつり」が始まり、参拝客たちの目と耳を楽しませた。まつりは26日まで。
16万5千平方メートルある広い同公園内には計約250本のモミジやクヌギ、イチョウなどが赤や黄色に染まる。例年、11月中旬ごろから少しずつ色づき、12月上旬まで眺められるという。
この日、園内は参拝客や訪日外国人でにぎわった。色づく葉を撮影したり、「竜智の池」の浮御堂で行われた琴や尺八の演奏を聞いたりして楽しんでいた。池の近くにある茶室「赤松庵」では茶会が開かれた。
同市観光協会の担当者は「園内の勾配のある散策路では足を進める度に変化する風景を楽しめる。演奏と紅葉が競演する成田山ならではの魅力を感じてほしい」と呼びかけている。
26日までの土日と祝日の午前11時と午後1時半から演奏会が開催される。茶会は同日程の午前10時~午後3時にあり、先着順で案内する。