仮保管庫への運搬開始 ドラム缶1800本搬入へ 柏南部CC焼却灰

焼却灰が入ったドラム缶を仮保管庫に運び入れる作業員=5日、柏市
焼却灰が入ったドラム缶を仮保管庫に運び入れる作業員=5日、柏市

 放射性セシウムを含む焼却灰が施設内で満杯状態となっている柏市の清掃工場「南部クリーンセンター(CC)」で5日、敷地内に建設した仮保管庫への焼却灰の運搬が始まった。7日間で焼却灰約370トン(ドラム缶1800本)を移動し、保管庫を密閉して保管する計画。17日、運搬終了後の空間放射線量の公開測定が行われる見込み。

 仮保管庫は南部CC敷地内にある業務用駐車場の一部を利用し整備した。5日午前8時45分から、施設内で保管していた焼却灰入りのドラム缶の移送を開始。ドラム缶を積み込んだトラックが仮保管庫前に着くと、作業員がフォークリフトを使い、ドラム缶を次々に庫内に運び込んでいた。

 同工場では焼却灰から国の埋め立て基準(1キログラム当たり8千ベクレル)を超える放射性セシウムを検出し、昨年9月に稼働を一時停止。埋め立てられない灰を施設内に保管しながら稼働再開と停止を繰り返してきた。8月には放射性物質濃度の上昇を抑えるため焼却せず保管していた草木の量が満杯状態となり、焼却を再開。しかし、灰の保管スペースも限界となり、10月29日から再び稼働を停止している。


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